陶芸よくあるプロブレム これどうするの その1 水漏れ
じんわりと水が漏れる。
土をこねて作った陶芸作品は、いわゆる土器。
土器には水漏れが友達みたいなものですが。。。
でもどうしましょう。
①水漏れをなくす
その1.おかゆを入れて置いておく。
その2.お米のとぎ汁で煮沸する。
その3.専用の水漏れ処理剤を使う。
それでは、やってみましょう。
今回は、その4 お米のとぎ汁に浸けて乾かす。
お米のとぎ汁に浸けているところです。お米をといだときついでにジャバジャバ。
まるで牛乳のお風呂に入っているみたいです。
乾かしているところです。
ご飯をセットした夜からおはようの朝まで浸けておいて、朝ごはんが終わったら乾かし状態にしてお出かけ。
こんな感じで3日間。
夜から朝までお風呂→乾かし(昼寝・夕寝)→お風呂→昼寝をくり返して二日間乾かしバカンス。 (なんと贅沢な・・・)
さてどうだったでしょう。
次回を乞うご期待。
②そのまま使う
ちょっと布をひいて水漏れを楽しむ。
コーヒーカップちょっと厚めの布のコースター(いわゆる布巾)
お皿おしゃれな布のテーブルクロス。(タオルを切ったみたいなもの)染みも自然が織りなす素敵なデザイン。
普通、お店では水漏れがある陶器は売っていません。水漏れがある器やカップってありえないですね。
つまり水がもれるのは世界に一つしかないオリジナルMy土器の証拠です。
水漏れも一緒に楽しむのはどうでしょう。
陶芸よくあるプロブレム これどうするの その2 作品がいっぱいで・・・
作品がいっぱいでどうしよう
陶芸はとっても楽しい。なので毎月いっぱい作品を作ります。
ずっと続けていくと、どんどん作品が増えてきます。増えれば増えるほど楽しいのが陶芸です。
でも。。。。。
どこに置こう?
すぐに使うものはよしとして、すぐには使わない作品。箱に入れてしまってしまうにはもったいない。
できれば、身近に置いておきたい。
そんなときにはどうすれば良いのでしょう。
①専用のギャラリーを作る
お家の中に専用のギャラリーを作って、いつでも観られる、いつでも使えるように飾っておくと良いですね。
専門のデザイナーにたのんで、素晴らしいギャラリーをつくりましょう。
開きスペースを使って家の中につくるのも良し、専用の建物でプライベートな美術館にするのも良いですね。
②とにかく並べる
専用のギャラリーをつくることが難しいときは、とにかく並べることにしましょう。
ご家族は冷静な判断で正しいご意見を語られると思いますが芸術家は少し変わっているのが標準です。向かい風が強ければ強いほどエネルギーが沸いてくる。そんなタフな方にお勧めなのが、家の中にとにかく並べるというありきたりな方法です。
お家の中の棚という棚に全部作品を並べていきましょう。足りなくなったらホームセンターで板を買ってきて棚を増設します。
家に入った瞬間から作品にかこまれる生活があなたをまっています。
頻繁に行われるご家族との交渉も芸術家ならではの日常なのです。微妙な安らぎの休日を過ごすのも趣深いものです。
③友達にあげる
選りすぐりの作品を友達に上げましょう
・・・といっても
「俺いいよ」「私もいいわ」(そんな立派のもの)っと、気遣いされること必至です。
なので、「遠慮しないで」っと、とにかく渡してしまうことが大切です。
そのために、包み紙や専用の袋や箱を用意しておくのがポイントになります。
有無も言わさず「はいっこれ」っと渡しましょう。(選ばせないことが秘訣です)
「遊びに行くと世界に一つしかない陶器をくれる。。。」うわさの人になりましょう。